2023年02月12日
蔵めぐり「奄美大島開運酒造」
日頃お世話になっている黒糖焼酎「れんと」を造っている「奄美大島開運酒造」さんに蔵の事や
黒糖焼酎の事、いろいろ話を伺ってきました。
1996年創業と奄美の蔵の中では最後発である奄美大島開運酒造(以下 開運酒造)は、
前身の名瀬にあった戸田酒造から事業を引き継ぐ形で黒糖焼酎造りを始めます。
その後蔵の想いである「食と養生の郷」を実現するために、創業者の故郷である奄美大島の
宇検村に蔵を移し黒糖焼酎造りを開始。現在に至ります。創業当時は何もわからないゼロからの
スタートで商品開発、製造、販売と大変な苦労が有ったそうですが、蔵の挑戦する心に対し
官民から沢山支援があり徐々に黒糖焼酎蔵として体を成していきます。
そしてこの時当時まだ新しかった技術である減圧蒸留と音響熟成を取り入れた黒糖焼酎
「れんと」を発売し島内外で沢山の支持を獲得します。
写真は音響熟成中のれんと
『世界が認めた自然環境。』
開運酒造を蔵見学で訪れた際に杜氏長である高妻さんが蔵の入口で迎えてくださり
「先ずは蔵周辺の自然を見てください」と挨拶も手短に車で湯湾岳一帯を案内してくれました。
蔵の周囲には自然豊かな奄美大島でもひと際緑が蔽い茂る湯湾岳の大自然が広がっており、
2021年に決まった世界自然遺産登録において奄美エリアはこの湯湾岳一帯が中心地に指定
されおり、標高694.4メートルの湯湾岳は奄美大島の最高峰の山で古くから奄美の人達の
山岳信仰の対象となっている霊峰だ。
年間に2000mm降ると言われる豊富な雨は一旦、湯湾岳へ染み込み地層で濾過されながら
美味しい地下水となって地表へ再び湧き出る。
そして、「この地層で濾過された水が美味しい黒糖焼酎を造るのに欠かせないのだ。」
と高妻さんは言う。
現在、代表銘柄の「れんと」をはじめ開運酒造のお酒はすべてこの湯湾岳の雄大な自然から
湧き出た水を使用しており、同蔵はこの水でお酒を造る奄美で唯一の酒蔵との事だ。
『想いも一緒にお酒に込める。』
クリーンで真新しい蔵の一角に昔ながらの人の手で麹を攪拌する三角棚が有る。
「蔵の機械化が進んでも、酒造りの中で杜氏が実際に原料を触り、その重さを感じる工程は
入れておく」との考えから蔵では人手がかかる三角棚をあえて取り入れているそうだ。
杜氏が原料を触り重さを知る事で、その工程で造り手の想いや真心まで一緒にお酒に込める。
全部の工程を機械でやってしまうと、お酒が無機質な物になってしまう。人が飲むからこそ、
人のぬくもりが感じられるお酒を造りたいとの思いがあるのだそうです。
ふだん何気なく飲んでいる開運酒造の黒糖焼酎にそんな思いが込められていたとは正直この
時まで全く知りませんでした。次回から「れんと」を飲むときはそういったことも感じながら
飲んでみたいと感じたお話でした。
(株)奄美大島開運酒造
〒894-3301 鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924−2
※蔵見学には事前予約が必要です。
蔵見学申し込みフォーム
*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚
【有限会社リカーショップメグミ】
●営業時間
月~土 11:00~24:00
日曜日 17:00~24:00
●住所
鹿児島県奄美市名瀬金久町15-4
●電話番号
0997-52-1327
●2000円以上お買い求めいただきましたら無料で配達いたします。
【配達エリア】
金久町・柳町・矢之脇町・入舟町・港町・
幸町・末広町・塩浜町・長浜町・永田町・井根町・石橋町・久里町
【配達時間】
14:00~21:00
●インターネットでのご購入はこちら↓
☆楽天市場
https://www.rakuten.co.jp/noni-o-f/
☆Yahooショッピング
https://store.shopping.yahoo.co.jp/amaminomegumi/
黒糖焼酎の事、いろいろ話を伺ってきました。
1996年創業と奄美の蔵の中では最後発である奄美大島開運酒造(以下 開運酒造)は、
前身の名瀬にあった戸田酒造から事業を引き継ぐ形で黒糖焼酎造りを始めます。
その後蔵の想いである「食と養生の郷」を実現するために、創業者の故郷である奄美大島の
宇検村に蔵を移し黒糖焼酎造りを開始。現在に至ります。創業当時は何もわからないゼロからの
スタートで商品開発、製造、販売と大変な苦労が有ったそうですが、蔵の挑戦する心に対し
官民から沢山支援があり徐々に黒糖焼酎蔵として体を成していきます。
そしてこの時当時まだ新しかった技術である減圧蒸留と音響熟成を取り入れた黒糖焼酎
「れんと」を発売し島内外で沢山の支持を獲得します。
写真は音響熟成中のれんと
『世界が認めた自然環境。』
開運酒造を蔵見学で訪れた際に杜氏長である高妻さんが蔵の入口で迎えてくださり
「先ずは蔵周辺の自然を見てください」と挨拶も手短に車で湯湾岳一帯を案内してくれました。
蔵の周囲には自然豊かな奄美大島でもひと際緑が蔽い茂る湯湾岳の大自然が広がっており、
2021年に決まった世界自然遺産登録において奄美エリアはこの湯湾岳一帯が中心地に指定
されおり、標高694.4メートルの湯湾岳は奄美大島の最高峰の山で古くから奄美の人達の
山岳信仰の対象となっている霊峰だ。
年間に2000mm降ると言われる豊富な雨は一旦、湯湾岳へ染み込み地層で濾過されながら
美味しい地下水となって地表へ再び湧き出る。
そして、「この地層で濾過された水が美味しい黒糖焼酎を造るのに欠かせないのだ。」
と高妻さんは言う。
現在、代表銘柄の「れんと」をはじめ開運酒造のお酒はすべてこの湯湾岳の雄大な自然から
湧き出た水を使用しており、同蔵はこの水でお酒を造る奄美で唯一の酒蔵との事だ。
『想いも一緒にお酒に込める。』
クリーンで真新しい蔵の一角に昔ながらの人の手で麹を攪拌する三角棚が有る。
「蔵の機械化が進んでも、酒造りの中で杜氏が実際に原料を触り、その重さを感じる工程は
入れておく」との考えから蔵では人手がかかる三角棚をあえて取り入れているそうだ。
杜氏が原料を触り重さを知る事で、その工程で造り手の想いや真心まで一緒にお酒に込める。
全部の工程を機械でやってしまうと、お酒が無機質な物になってしまう。人が飲むからこそ、
人のぬくもりが感じられるお酒を造りたいとの思いがあるのだそうです。
ふだん何気なく飲んでいる開運酒造の黒糖焼酎にそんな思いが込められていたとは正直この
時まで全く知りませんでした。次回から「れんと」を飲むときはそういったことも感じながら
飲んでみたいと感じたお話でした。
(株)奄美大島開運酒造
〒894-3301 鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924−2
※蔵見学には事前予約が必要です。
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日曜日 17:00~24:00
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鹿児島県奄美市名瀬金久町15-4
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Posted by (有)リカーショップメグミ at 14:25│Comments(0)
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